撮影:篠原栄治 |
埼玉県熊谷市出身。 東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学大学院修士課程音楽研究科独唱専攻修了。 高橋啓三、渡邊高之介、戸田敏子、毛利準の諸氏に師事。 二期会会員。 1992年第61回日本音楽コンクール声楽(歌曲)部門第2位入賞。 1997年11月より文化庁派遣芸術家在外研修員として1年間ウィーンに留学、アデーレ・ハース氏に師事。 オペラでは モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」、「魔笛」、ラヴェル「子供と魔法」、ワーグナー「さまよえるオランダ人」、演奏会形式オペラのシェーンベルク「モーゼとアロン」(秋山和慶指揮/東京交響楽団)、R.シュトラウス「サロメ」(大野和士指揮/東京フィル)、ヘンチェ「ルプパ−ヤツガシラと息子の愛の勝利」(飯森範親指揮/東京交響楽団)、ブリテン「ピーター・グライムズ」(尾高忠明指揮/札幌交響楽団)など多数出演。 コンサートではベートーヴェン「第9交響曲」をはじめ、ヘンデル「メサイア」、バッハ「マタイ受難曲」「ロ短調ミサ」などの宗教曲やマーラーの交響曲第2番「復活」、「嘆きの歌」、「大地の歌」などで多くのオーケストラや合唱団と共演している。 また現代曲の分野でも2000年2月新日本フィル定期リゲティ「レクイエム」、2001年にはサントリー音楽財団サマーフェスティバルにてシェーンベルク「4つの歌曲」、2006年ミュージック・トゥモロー2006にて第54回尾高賞受賞作品の猿谷紀郎「ここに慰めはない」を独唱して好評を博す。 CDは2003年「日本歌曲選」、2006年「啄木とみすゞを歌う」、2008年「からたちの花 山田耕筰歌曲集」、2010年「荒城の月〜国楽を離陸させた偉人たち」、2012年「さくら横丁 中田喜直4つの歌曲集」、2014年「早春賦 日本歌曲選2」、2016年「落葉松 アルトとギターで紡ぐ日本の歌」、2018年「お菓子と娘 橋本國彦歌曲集」、2021年「海ゆかば 信時潔歌曲集」、2023年「ふるさと 唱歌・童謡名曲選」をリリース。2020年よりYouTubeで「小川明子の声楽講座」の動画を発信。 1977年県北第九合唱団「カルメン」の児童合唱に参加以来、熊谷市立熊谷西小学校・富士見中学校・埼玉県立熊谷女子高等学校・東京芸術大学での合唱経験を通じて研鑽を積む。 現在、多くの合唱団の指導者として地域文化活動の向上に貢献している。 山羊座・B型 HiroandAkiko 小川明子の声楽講座 |